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散歩

Butterfly Flower Walk

蝶と植物は長い年月をかけともに進化してきました・蝶と花植物は共生関係にあります

更新2026.03.01

 蝶と花植物の関係は、進化の過程で深く結びついた持ちつ持たれつの共生関係があります。主な関係は2つあります。一つは「送粉(受粉)」です。成虫の蝶は花の蜜を主要なエネルギー源として利用し、その際に体についた花粉を別の花へ運びます。これは多くの植物にとって不可欠な繁殖手段です。もう一つは「食草」としての利用です。蝶の幼虫は特定の植物の葉を食べて成長します。植物は食べられないように毒素や物理的な防御を発達させ、蝶はそれに耐性を持つように進化する「共進化」の関係も見られます。この複雑な相互作用は、生態系の多様性を支える重要な要素となっています。蝶と花植物の関係を写真と観察地図でご覧ください。

《蝶花写真・蝶花観察地図・蝶花案内》

アサギマダラ蝶

浅葱斑アサギマダラ蝶

 アサギマダラ蝶(浅葱斑Chestnut tiger Parantica sita)は東アジア原産の蝶で、日本では南西諸島から中部山岳地帯に生息する大型の蝶です。アサギマダラ蝶の開長は10cm程で浅黄色と茶色の翅は見事です。アサギマダラ蝶は2000Kmもの距離を移動することもあり、その生態はまだ十分には解明されていません。アサギマダラ蝶を、写真と地図アサギマダラ蝶情報で案内いたします。

ヒメシジミ蝶八方尾根

姫小灰蝶ヒメシジミ蝶

 ヒメシジミ蝶(姫小灰蝶Silver-studded Blue Argynnis sagana他)は日本(本州北海道山間部)などユーラシア大陸に分布するシジミチョウ科の蝶で、開長は30mmの蝶です。ヒメシジミは雌雄で模様が異なります。シジミチョウの翅の表は雄では青色(瑠璃色)で外縁は黒色、雌は黒褐色で後翅の外縁に橙黄色の三日月形紋列がありその内側に黒紋列があります。裏面は雄では灰色で外縁は細く黒色でその内側に三個の黒紋列があり、中と外の中間は橙色です。後翅ではそのほかに基部が青味を帯びる。雌の裏面は雄とほぼ同じであるが地色はやや褐色で青味はないです。幼虫の食草はアザミ、ヨモギ類、オオイタドリ等です。ヒメシジミ蝶を、写真と地図、ヒメシジミ蝶情報で案内いたします。

ベニシジミ蝶安曇野

紅小灰蝶ベニシジミ蝶

 ベニシジミ蝶(紅小灰蝶Small copper Lycaena phlaeas他)はユーラシア大陸、北アメリカ大陸に広く分布するシジミチョウ科の蝶で、開長は13〜19mm程の蝶です。ベニシジミ蝶は季節により模様が多少異なります。ベニシジミ蝶の前翅の表側は鮮やかなオレンジ色(紅色)で、黒褐色の斑点が散らばっています。後翅の表側は黒褐色ですが、縁にオレンジ色の帯があります。ベニシジミ蝶の翅の裏は表の黒褐色部分が灰色に置き換わっています。ベニシジミ蝶の生育地は日当たりの良い草地、河川敷、畑、公園などです。ベニシジミ蝶の幼虫の食草はスイバやギシギシなどのタデ科の植物です。ベニシジミ蝶を、写真と観察地図、ベニシジミ蝶情報で案内いたします。

ヒメアカタテハ

姫小灰蝶ヒメアカタテハ蝶

 ヒメアカタテハ蝶(姫赤立羽painted lady Vanessa cardui)は世界各地に広く分布する蝶で、渡り(長距離移動)をするチョウとしても知られています。ヒメアカタテハ蝶は前翅長25mmから33mmのタテハチョウ科のチョウ蝶です。前翅の先端は黒地に白の斑点、前翅の中央部には橙色地に黒の斑点があります。ヒメアカタテハはアカタテハによく似ていますが、後翅の表側は褐色ではなく橙色で、黒い斑点が3列に、点線状に並んでいるので区別できます。ヒメアカタテハの食草はキク科のハハコグサ、ヨモギ、ゴボウ、他です。ヒメアカタテハ蝶を、写真と地図、ヒメアカタテハ蝶情報で案内いたします。

エルタテハ蝶

L立翅エルタテハ蝶

 エルタテハ蝶(L立翅Compton tortoiseshell Nymphalis vaualbum 他)は世界中に広く分布する蝶で、和名どおり後翅の裏面中央部に白色のL字紋があるタテハチョウです。エルタテハ蝶は前翅長30mm程のタテハチョウ科のチョウ蝶です。タテハチョウ蝶の翅の縁には大小の突起があります。エルタテハ蝶の翅の表側は翅の表面は橙色で大きな黒斑があり、前翅の頂付近に白斑があります。エルタテハ後翅の表面中央部に縦長の白斑があり、後翅の裏面中央部に和名の由来となっている白色のL字紋(海外ではV字紋)があります。エルタテハの幼虫は、主にニレ科やカバノキ科の樹木の葉を食べます。エルタテハ蝶を、写真と地図、エルタテハ蝶情報で案内いたします。

モンシロチョウ

紋白蝶モンシロチョウ

 モンシロチョウ(紋白蝶small white Pieris rapae 他)は温帯、亜寒帯の世界中に広く分布する蝶で、和名どおり翅が白く黒色の斑点が紋の様に見えるチョウです。モンシロチョウは前翅長30mm程のシロチョウ科の蝶です。モンシロチョウの翅色は雌雄で若干異なります。モンシロチョウの翅の表側は白色で黒斑があり、翅裏は白色~やや黄色みを帯びる白色です。モンシロチョウのハネ脈は黒色とりません。モンシロチョウは同じモンシロチョウ属のスジグロシロチョウと似ていますが、ハネ脈に黒い筋がない点で区別できます。モンシロチョウの幼虫は、主にアブラナ科(キャベツ、ハクサイ、カブ、他)の葉を食べます。モンシロチョウを、写真と観察地図、モンシロチョウ情報で案内いたします。

《蝶と植物の関係を示す具体例》

 1. 幼虫の食草・食樹と蝶の種類

★幼虫が食べる植物(食草・食樹)は蝶の種類によって厳密に決まっていることが多く、共進化の良い例です★

植物の分類(科名) 植物名(食草・食樹) 蝶の種類(幼虫の餌) 関係の概要
ミカン科 サンショウ、ミカン類、
カラタチ
アゲハチョウ、
クロアゲハ
アゲハ類はミカン科の特定の成分を
感知して産卵する。
クスノキ科 クスノキ、タブノキ アオスジアゲハ 都市部でもよく見られる代表的な組み合わせ。
アブラナ科 キャベツ、ダイコン、
ナズナ
モンシロチョウ モンシロチョウはアブラナ科植物に含まれる
辛味成分を好み、他の植物は食べない。
セリ科 ミツバ、ニンジン、
ウイキョウ
キアゲハ ナミアゲハとキアゲハで食草が異なる点が特徴。
タデ科 スイバ、ギシギシ ベニシジミ 都市近郊の河原などでもよく見られる。
ウマノスズクサ科 ウマノスズクサ ジャコウアゲハ、
ホソオチョウ
植物の持つ毒素を体内に蓄積し、
捕食者から身を守る。

2. 成虫の蜜源植物と蝶の種類

★成虫は多様な植物から蜜を得ますが、特に好む花や季節限定の重要な蜜源があります★

植物名(蜜源) 主な訪問者となる蝶 時期・備考
フジバカマ アサギマダラ 長距離を移動するアサギマダラにとって、
秋の重要なエネルギー源(蜜源リレー)。
ヤブガラシ、オミナエシ アゲハ類、イチモンジセセリ 夏から秋にかけて多くの蝶が集まる重要な蜜源植物。
アザミ類、ヒガンバナ 多様な蝶(アゲハ、タテハ、シジミ) 花の構造や蜜の質により、多くの種類に利用される。

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《蝶花写真・蝶花観察地図・蝶花案内》

アカボシゴマダラ蝶と食樹エノキ

赤星胡麻斑アカボシゴマダラ蝶

 アカボシゴマダラ蝶(赤星胡麻斑red ring skirt Hestina assimilis)は東アジア原産(中国、ベトナム、他)の蝶で、近年日本国内でも観察される特定外来生物です。アカボシゴマダラの前翅長は40~53mm、翅は黒地に白の斑紋があり、夏型成虫は後翅後部に赤色の斑紋があるのが特徴です。アカボシゴマダラの大型の翅と赤星は印象的です。アカボシゴマダラ蝶を、写真と地図、アカボシゴマダラ蝶情報で案内いたします。

キアゲハ蝶富士見岳

黄揚羽キアゲハ蝶

 キアゲハ蝶(黄揚羽 swallowtail Papilio machaon 他)は日本など北半球に広く分布する蝶で、翼開張90㎜、前翅長は40~60mmの蝶です。キアゲハは、ナミアゲハよりも黄色みが強い大型のアゲハチョウです。成虫は、前翅の付け根部分が黒く塗りつぶされている(ナミアゲハは縞模様)点で容易に見分けられます。キアゲハの幼虫はセリ科植物(ニンジン、パセリ、ミツバなど)を食草とし、成長すると鮮やかな黄緑色に黒い縞模様とオレンジ色の斑点を持つ警戒色となります。危険を感じると、橙色の臭角を出して威嚇・防御します。キアゲハ蝶を、写真と地図、キアゲハ蝶情報で案内いたします。

カラスアゲハ乗鞍高原

烏揚羽カラスアゲハ蝶

 カラスアゲハ蝶(烏揚羽Crow swallowtailPapilio dehaanii 他)は東アジアに広く分布する蝶で、漆黒で青や黄緑に輝く翅色が特徴です。カラスアゲハ蝶は前翅長45mmから80mmのアゲハチョウ科の蝶です。カラスアゲハの翅の地色は黒色ですが、表面には金緑色や青緑色の微細な鱗粉が密に散りばめられており、光を受けると宝石のように美しく輝きます。オスは 前翅の表面に黒色のビロード状の毛(性標)があり、青緑色の光沢が強い傾向があります。メスは オスよりも色がやや薄く、後翅(こうし)の後縁に鮮やかな赤い半月状の斑紋が発達します。カラスアゲハの食草はキハダ、サンショウ、カラタチなどミカン科の木の葉です。カラスアゲハ蝶を、写真と地図、カラスアゲハ蝶情報で案内いたします。

《蝶花写真・蝶花観察地図・蝶花案内》

ツマグロヒョウモン蝶雌

褄黒豹紋ツマグロヒョウモン蝶

 ツマグロヒョウモン蝶(褄黒豹紋Indian fritillary Argynnis hyperbius)はアジア、オーストラリアの熱帯・温帯に広く分布する蝶で、日本では南西諸島、九州、四国、本州で生息する翼開長80~100㎜の蝶です。ツマグロヒョウモン蝶は雌雄で模様が大きく異なります。雌の前翅先端部が黒色で、斜めの白帯を持ち目立ちますが、雄の翅の表側はヒョウモンチョウ類に典型的な豹柄です。ツマグロヒョウモン蝶を、写真と地図、ツマグロヒョウモン蝶情報で案内いたします。

オオゴマダラ蝶画像

大胡麻斑オオゴマダラ蝶

 オオゴマダラ蝶(大胡麻斑Paper Kite Idea leuconoe)は東南アジア原産の蝶で、日本では沖縄県を中心とした南西諸島に生息する大型の蝶です。オオゴマダラの開長は13cm程で日本の蝶としては最大級です。オオゴマダラの蛹は、金色で見る者を魅了します。オオゴマダラの翅は黒白の斑模様で、飛翔する姿は優雅です。オオゴマダラ蝶を、写真と地図オオゴマダラ蝶情報で案内いたします。

キタテハ蝶安曇野

黄立羽キタテハ蝶

 キタテハ蝶(黄立羽Asian comma Polygonia c-aureum 他)は日本など東アジアに分布する蝶で、和名どおり翅の表が黄色(茶褐色)のタテハチョウです。キタテハ蝶は前翅長25mmから30mmのタテハチョウ科のチョウ蝶です。キタテハ蝶の翅の縁には大小の突起があり、先がとがっています。キタテハ蝶の翅の表側は前後とも黄色(茶褐色)で、褐色の縁取りと黒い斑点があります。キタテハ蝶の後翅の表の黒斑の中に水色の小さな点があります。キタテハ蝶は夏型と秋型では多少模様が異なります。また後翅の裏にはC字型の小さな模様があるのが特徴です。キタテハ蝶の食草はクワ科のカナムグラです。ヒメアカタテハ蝶を、写真と地図、ヒメアカタテハ蝶情報で案内いたします。

《蝶花写真・蝶花観察地図・蝶花案内》

メスグロヒョウモン雌

雌黒豹紋メスグロヒョウモン蝶

 メスグロヒョウモン蝶(雌黒豹紋 Argynnis sagana)は日本など東アジアに分布する蝶で、前翅長は35~45mmの蝶です。メスグロヒョウモン蝶は雌雄で模様が大きく異なります。雌の翅は黒く、光沢のある青緑色を帯び、雄の翅の表側はヒョウモンチョウ類に典型的な豹柄です。メスグロヒョウモン蝶を、写真と地図、メスグロヒョウモンン蝶情報で案内いたします。

スジグロシロチョウ

蝶の旅白馬山麓蝶と花旅

 信州白馬山麓にも百花繚乱の季節がやってきました。いま白馬山麓付近は新緑と雪の山々、雪型といわれる山腹の融雪模様が見事です。高山地帯はまだ白く輝く雪に覆われています。今日は長野白馬村付近からJR大糸線沿線の山々の白馬山麓の花とチョウを紹介いたします。北アルプス白馬山麓は、高山植物と蝶の宝庫です。

ホシミスジ蝶安曇野

蝶の旅安曇野蝶と花の旅

 信州安曇野に初夏がやってきました。素晴らしい山々の眺めとおいしいものがたくさんある、安曇野の蝶と花の旅をお楽しみください。旅で出逢った花と蝶も紹介しましょう。白馬山麓の蝶も素晴らしいですが、安曇野の蝶も負けないくらい素晴らしかったです。安曇野には北アルプスの雪解け水と、きれいな湧き水がありワサビなどの特産品もあります。それでは安曇野の蝶と花を写真と地図で案内いたします。

フジ花

各地の花日本各地の花図鑑

 日本列島は以外に広く、各地域の自然や花植物は変化に富んでいます。東は北海道、西は沖縄県まで経度差が約31度あります。日本では国内に時差は使用していませんが、実際は2時間の時差があります。緯度差は約26度あり、沖縄県や小笠原諸島の亜熱帯・熱帯の植物から北海道や山間部では亜寒帯・寒帯の植物や高山植物が分布しています。意外に広く変化に富んだ日本列島各地の花植物を、写真図鑑と花観察地図で案内いたします。

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高山高山植物図鑑

 日本の高山地帯は自然が厳しいですが、短い夏に咲く高山植物の花は美しくけなげです。美しい日本列島の高山帯を、花散歩してみましょう。高山帯で普段見ることのできない高山植物や、美しい風景に出会えたら幸せですね。それでは、高山植物花散歩に出かけましょう。

ハイビスカス花

熱帯熱帯植物図鑑

 日本列島は一般的には狭いと言われますが、分布する植物は熱帯、亜熱帯、温帯、亜寒帯、高山植物など、世界でも豊富で多様な植物が分布しています。今日は日本列島付近で観察される熱帯、亜熱帯が原産の植物を紹介いたします。熱帯亜熱帯花散歩で、普段見ることのできない花々や美しい風景に出会えたら幸せですね。熱帯亜熱帯植物の写真と撮影地の地図、交通アクセスも用意しました。皆様も熱帯亜熱帯植物花散歩に出かけましょう。

 蝶花散歩を楽しんでいただけたでしょうか?蝶と植物はともに進化してきました。蝶と花植物は切っても切れない深い共生関係にあります。皆様も蝶花散歩を気軽に楽しんでみてください。このページの蝶と花の写真は私たちが1枚1枚撮影したものです。皆様が気に入った蝶と花の写真が1枚でもあれば光栄です。

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